管理栄養士の保存食レシピ「つるのこ芋の柚子こしょう麻婆」をご紹介!
大量のつるのこ芋が届いたら、どうしますか?契約農家、山口次郎(じろう畑とまさみの食卓)さんより届いた濃厚で甘い芋を使って「つるのこ芋の柚子こしょう麻婆」をご紹介します。
つるのこ芋の柚子こしょう麻婆のレシピ
<材料(4人分)>
・つるのこ芋・・・400g
・豚ひき肉・・・200g
・長ねぎ(みじん切り)・・・1/2本(50g)
・A)にんにく(みじん切り)・・・1かけ
・A)しょうが(みじん切り)・・・1かけ
・A)ごま油・・・大さじ1
・B)水・・・200ml
・B)酒・・・大さじ1
・B)しょうゆ・みそ・砂糖・・・各小さじ2
・B)鶏がらスープの素・・・小さじ1
・ゆずこしょう・・・小さじ1/2
<料理手順>
1)つるのこ芋は皮をよく洗い、鍋に芋がかぶる程度の水を入れ、串がスッと入るまで約10分間茹でる。粗熱が取れたら芋の皮を剥き、大きいものは縦半分に切る。
2)フライパンにAを入れて熱し、香りが出てきたら豚ひき肉を入れて炒める。肉に火が通ったら1と長ねぎを入れてさっと炒め、Bを加えてとろみがつくまで煮る。
3)仕上げに柚子こしょうを溶き入れる。器に盛りつけ、好みで小ねぎ(分量外)を添える。
☆ポイント
・1の工程で電子レンジを使用する場合は、水気がついたまま耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをして600wで6~7分間程度加熱してください。
・柚子こしょうは香りがとびやすいので、仕上げに加えるのがポイントです。
・片栗粉を入れなくても、つるのこ芋のぬめりでとろみがつきます。
☆保存方法
・冷蔵で4日以内が目安です。清潔な容器に保存し、食べる際はしっかりと再加熱をしてください。
この保存食の栄養は?
<1人分の栄養価>
・エネルギー:192kcal
・たんぱく質:8.9g
・脂質:9.8g
・炭水化物:15.7g
・食物繊維:2.6g
・塩分:1.4g
(日本食品標準成分表2015年版(七訂)より算出)
カリウムや食物繊維が豊富なつるのこ芋に、たんぱく質やビタミンB1が豊富な豚肉(ひき肉)を合わせた主菜です。ビタミンB1は、つるのこ芋にも含まれる糖質の代謝を助けます。
主食にはごはんと緑黄色野菜やきのこなどを加えた汁物や、サラダを合わせていただくと献立のバランスが良くなります。
ビーガン・ベジタリアンのレシピは?
豚ひき肉の代わりに、ひき肉タイプの大豆ミートで代用が可能です。ねぎやにんにくが気になる方は入れずに作ることも可能です。またグリーンピースやさやいんげんなどを加えると彩りが良くなります。
いかがでしたか?大量のつるのこ芋が届いたら、プロはどう使いきるか、3週に渡って管理栄養士の緑川鮎香がご紹介いたしました。
ダンボール1箱が届いても1ヵ月以内に無理なく食べきれる量で、保管に困らないレシピです。
記事でご紹介したレシピ以外にも、農家さんおすすめのレシピも添えられているので、最後まで飽きずに美味しくいただけると思います。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。