さて今日も、美味しい野菜で元気になろうかな? Farm to Table Vol.14
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楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2021年6月16日号の一部をご紹介します。
畑だより
![楽天農業](/noumusubi/contents/articles/2021/20210826_01/img/letter.jpg)
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。はやいもので、夏至の季節を迎えました。1年中で一番昼間が長くて、夜が短い一日です。まだまだ暑い夏はこれからですが、農業者としては、これから少しずつ日が短くなっていくのを感じます。
さて、前回に引き続き今回も野菜の保管方法についてお伝えします。まずは根菜と呼ばれるイモ類についてですが、こちらは誤解して保管されるナンバーワン野菜かもしれません。特に間違われるのが、さつまいもと里芋です。こちらは13℃以下になると寒さで風邪をひくと言われるくらい寒い所が苦手で、傷みの原因になります。夏の間成長をして冬がくる前に収穫して、その後保管しておいて少しづつ食べて、また春がくると残ったイモを畑に植えて育てるというサイクルを繰り返します。イモは、イモ自体が種という訳です。じゃがいもは常温保管もできますが、冷蔵庫に入れると呼吸量を抑えることが出来るので長持ちしますが、冷蔵庫の中は意外と明るかったりするので、光を遮るように新聞紙などでくるんで下さい。じゃがいもは光にあたると青くなりソラニンという毒をもつようになります。
では同じイモなのに何故保管温度が違うのかというと、成長するときの温度帯が違うので、保管するときの温度帯も違うという訳です。なので、さつまいもや里芋が届いた時は、人が普段出入りするような寒くない部屋に、新聞紙などで包んで段ボールに保管して頂くことをお勧めしています。大切にし過ぎて、温度が常に20℃以上の所に置くと、種という性質上、今度はどんどんと芽が出て葉っぱを伸ばそうとするので、過保護にもお気をつけください。
おおまかには、どんな季節にどんな場所を好んで生育するのかを理解するとおおよその保管方法の検討もつくようになるとは思いますが、全部の野菜の性質を知るのはなかなかむつかしいので、わからない場合はご遠慮なくお問い合わせください。他にもお伝えしたい事いっぱいですが、農場から直接お届けしている野菜セットなので、一番おいしく召し上がって頂けるときに収穫配送しています。なので、お届け後はすぐにお召し上がりいただくのが一番美味しい状態です。
ピックアップ野菜「モロッコインゲン」
![モロッコインゲン](/noumusubi/contents/articles/2021/20210826_01/img/pickup.jpg)
大ぶりでそのまま食べていいの?と感じるくらいのモロッコインゲンですが、少しゆでるとちょっぴり甘くて豆の風味もあります。
骨を強化してくれる「ビタミンK」や疲労回復に効果的な「アスパラギン酸」も豊富に含み、そのほかにも「リジン」などのアミノ酸や「カリウム」などのミネラルを含む万能お野菜です。豊富な栄養価ながら、とても低カロリーで食物繊維を多く含んでいるので、女性にはうれしいお野菜の一つです。
季節の野菜レシピ
![モロッコインゲンの梅おかか和え](/noumusubi/contents/articles/2021/20210826_01/img/recipe.jpg)
今回のレシピは「モロッコインゲンの梅おかか和え」です。
煮物に飽きたら・・サッと和えて完成。出来立て、一晩休んでしっかり味の染みたのも・・どっちも美味しいよ♪
詳しい作り方はこちら(楽天レシピ)でご覧ください。
さて、次回はいよいよ人気の夏野菜、ミニトマトについてお届けしたいと思います。お楽しみに!
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- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
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