冬でもすくすく育っています Farm to Table Vol.28

みなさん、いかがお過ごしでしょうか？今年も歴の上で1年の中で一番寒い時期、「大寒（だいかん）」の季節がやってきました。寒い中ですが、少しだけ外を散歩してみると、この時期にしか会えない風景も沢山見ることができると感じます。

さて、こんな寒さの中でも畑では、春を待ちわびるかのように、凛とした野菜達の姿を見ることができます。みなさんの所にお届けする野菜も順番待ちをしています。同じ日に種まきをしたはずの野菜達ですが、何故かみんな同じように育つという訳ではありません。大きく育って隣りの野菜の陣地まで侵入しているような感じの野菜もあれば、大きな野菜の根元にひっそりと控えめに育っている野菜もいます。その隣では、まっすぐに元気に育っている野菜もあれば、なんだかひねくれた形をして、斜めの方向に向いて育っている野菜もいます。同じ種をまいたはずなのに、何故こんなに姿形が違うのかと不思議になります。

安定してみなさんにお届けできるように、また、生育がそろう様に品種改良された種も多く出回っていますが、それでもやはり全部の野菜達が同じように生育するのはなかなか難しいものです。私達にとっては本当にちょっとした差の様に感じても、自分で動くことのできない野菜にとっては大問題な日常です。同じように生育するように環境を整えたつもりでも、野菜の姿を見るとそれはてきめんに現れます。

一見同じように見える環境下でも、土の中は常に変化をしています。そこには目に見える形でミミズやクモがいたりしますが、もっと小さな微生物や菌が沢山存在していて、毎日野菜達と一緒に生活をしています。そんな土の中を、次回は少しどんな様子なのかご案内したいと思います。お楽しみに！！

京野菜として有名な野菜の1品みぶなですが、まだ少し珍しい野菜でしょうか？水菜よりも少しだけピリッとしていてお漬物に使用されることも多いですが、水菜同様サラダでも、今ならお鍋やしゃぶしゃぶなどもオススメです！

今回のレシピは「塩昆布で簡単！壬生菜漬け」です。
ぴりっとくる辛味としゃきしゃき食感。壬生菜を手軽に美味しく漬けちゃいましょう！

詳しい作り方はこちら（楽天レシピ）でご覧ください。

次回は、土の中の様子をご案内したいと思います。お楽しみに！！


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