楽天ファームのサラダができるまで Farm to Table Vol.42
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2022年8月16日号の一部をご紹介します。
畑だより
初めまして!楽天農業株式会社加工部の花畑です。愛媛県大洲市のカットサラダ工場で日々サラダの製造に携わっています。今まで農地の様子をたくさんお届けしてきましたが、農地メンバーが作ってくれた野菜をどのような想いで、皆様に安心・安全なカットサラダとして届けているか紹介したいと思います。
夏になり、虫の活動がどんどん活発になってきています。食物連鎖の循環を考えると、もちろん虫は大切な役割を果たしていますが、有機野菜をビジネスとしている私たちにとっては、厳しいシーズンです。それでも、皆様に喜んでサラダを食べて頂けることを考えるとそれが活力になり、頑張ろうという気持ちになります。皆様に安心・安全なものを食べていただきたいという想いを胸に、従業員みんなで力を合わせこの厳しいシーズンを乗り越えていきます。
今後の目標として、美味しいサラダをお届けし続けるのはもちろん、サラダ以外の様々な加工品の販路も開拓していきたいです。それは、「有機」を皆様により身近に感じてもらうために。夢は少し大きいですが、人と環境の安全を未来に繋げていけるように奮励していきます。
ライター:花畑 武大(はなばた たけひろ)
静岡県出身。食べる事が大好きで、食の根本は農業であることを知り農業に興味を持つ。将来は地元静岡の地域活性に尽力するため日々奮闘中。
契約農家「はるひ畑」高知県大豊町
高知県大豊町
はるひ畑
オーガニック野菜が普通になってほしい
──代表 杉本和也(すぎもと かずや)さん
はるひ畑の杉本さんは、高知県でトマトやミニトマトを中心に栽培期間中化学合成農薬・化学肥料不使用で様々な野菜を作っています。健康的にのびのび育てたいという考えから、水を減らして糖度を上げることをあえて行わないため、甘みと酸味のバランスが絶妙なエネルギッシュな味わいのトマトに育ちます。トマト農家杉本さんおすすめのトマトの食べ方は「加熱調理」だとか。炒めたり、煮込んだりと火を通すとぐっとうまみが増し、アレンジ料理の可能性は無限大に!
有機農業を通して様々な形の「農業をしたい」という想いの受け皿となり、高知県の山間部に雇用を生む杉本さんの目標は「オーガニックが“普通”になること」。だからこそ杉本さんの作る有機トマトには「普通のトマトでありたい」という想いが込められています。
次回はどんな人からのメッセージがあなたのもとに届くのか、お楽しみに!
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- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。