Rakuten Farm Organic「国産オーガニック こどもカレー用 野菜ミックス」誕生秘話
Rakuten Farm Organic(楽天ファームオーガニック)の商品で一際目を引く「国産オーガニック こどもカレー用 野菜ミックス」。そのデザインに込めた想いを吉田ナオヤさん、安藤みちこさんに聞きました。
パッケージデザイン担当者とコンセプト
――「こどもカレー用 野菜ミックス」のパッケージデザインについて聞かせてください
吉田ナオヤさん(以下、吉田):
はい、私がアートディレクター、安藤みちこさん(以下、安藤)がイラストレーターとして担当しました。
デザインコンセプトとしては、「こども」「かわいい」「親しみ」をキーワードに進めていきました。
自分自身、5歳と2歳のこどもがいるので思うのですが、子ども向けの商品でも、買うのは大人じゃないですか。だから「かわいい」でも、「おとなが見てかわいい」が大事。
おとながこどものために買うことで、テンションがあがったり、素敵な暮らしをしているなぁという充実感を感じてもらえるようなデザインを目指しました。
なので、タイトルは可愛らしさもありながら、形を幾何学的にすることで、大人がかわいいと感じるデザインにしています。
――タイトル文字のデザインで大変だったのは?
色にはこだわりました。オーガニックっぽさでいうと、茶色とかグリーンとかだと思うのですが、あえて、黒をメインにしました。
背景も白に振り切って、都会的な洗練された印象にできたと思います。
野菜のイラストの誕生秘話
――野菜のイラストについても聞かせてください
安藤:この顔のついた野菜になるまで、いろんなイラストを描きました。最初は人物のイラストだったのですが、描いているうちに「わかった!!!」という瞬間がきて、野菜が主役になりました。
イラストを描くうえで意識したのは、オーガニックの世界観、素材感です。
線はみどり色がいいのか?茶色がいいのか?テクスチャの質感はザラザラ?…など。
私は普段からオーガニック食品を選んでいるので、よく知っている世界観ではあるのですが、それを求める人の意識の高さや流行がうまく入るといいなと思いました。
――できるまで時間がかかったのでは?
吉田:人物の段階ではそれなりにかかりましたが、野菜が主役に決まってからは早かったですね。安藤さんは2日ごとくらいに、テンポよくアイディアを投げてくれるので、どんどん決まっていきました。
安藤:そうですね。人物が余計かな、野菜が主役なのがおもしろいと気付いてから、装飾で描いていたトンボもいらない、蝶々もいらないと、そぎ落としていきました。
――野菜の表情がなんともいいですね!
安藤:この目は、吉田さんのデザインしたタイトル文字の「白背景に黒」を見て、野菜に白目をつけよう!って思って描きました。何パターンか描いたうち、ドラクエのスライムみたいになったのもありましたが(笑)
吉田:目線についても、こっちを見ているほうが強いけれど、目線をずらしたものにしました。食べるものなので、冷凍庫を開けて目が合うよりも、感情移入し過ぎないのが気持ち的にやさしいかなと思って。
マークも丸っこく、裏面もかわいく
吉田:実は国産有機のマークも変えているんです。こどもにもわかりやすく、そして親しみやすく野菜におをつけて「国産有機のお野菜」にしました。
雰囲気をだすために、丸っこいフォルムと文字にして細部までこだわっています。
安藤:裏面もかわいいので見てほしいです。
吉田:裏面のミツバチやてんとう虫は、安藤さんにお任せしたら素敵に描いてくれました。
――なぜミツバチとてんとう虫なのですか?
安藤:私はオーガニックやサステナブルな農法にとても関心があって、ミツバチを守ることを大切に思っているんです。ミツバチが受粉を助けてくれないと農作物もうまく育ちません。だからミツバチにとって有害なネオニコチノイドという農薬から守りたいなという思いです。
安藤:てんとう虫は、農作物の養分をすいとってしまうアブラムシを食べてくれるんですよね。だから農家さんにとっても大切な存在だと思います。
商品のご紹介
Rakuten Farm Organicの「国産オーガニック こどもカレー用 野菜ミックス」は、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ3種の有機野菜を、お子様が食べやすい大きさにカットした冷凍野菜です。
ダイスカットをして、下茹でしてありますので、袋のまま電子レンジで温めるだけで簡単に調理できます。
いつも忙しくがんばっているママ、パパが、お子様のカレーをオーガニックにしたいという時に!時短調理にとても便利で、しかも有機栽培なので安心して召し上がっていただけます。
カレーはもちろん、ミネストローネやポテトサラダ、オムレツ、雑炊、また離乳食にもおすすめです。
未来のためのオーガニック農業
日本ではオーガニックの認証(有機JAS)を受けた畑は0.3%※。さらにその畑で栽培された野菜を冷凍食品にできる加工場は、国内ではかなり限られていると思います。Rakuten Farm Organicはそんな希少な国産オーガニック野菜のみをお届けします。
※農林水産省が令和4年度に発表した面積基準の栽培割合
オーガニック農業では、化学的に合成された農薬・肥料は使用しません。農家と畑にいるてんとう虫・ミツバチなどの虫や、目に見えない微生物が力を合わせて野菜を育てます。食べる人・野菜を育てる人・その野菜が育つ土地や生き物にもやさしい、サステナブルな農法です。
これからも楽天ファームは、お子様から健康に配慮される方まで安全安心にお召し上がりいただける商品をお届けできるよう、日々つとめてまいります。
未来のためのオーガニック農業をイメージしながら、ぜひ一度、Rakuten Farm Organicの「国産オーガニック こどもカレー用 野菜ミックス」をご家族みなさまで楽しんでみてください。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。